仕事のチェック

屋根の上や壁の中など普段見ることができない箇所の修理が多い雨漏りの修理工事は、「工事が終わりました」と言われでも、どこをどう修理したのか確認することは難しいものです。そこで、工事の施工写真を撮ってもらうこともおすすめです。

特に工事の中間写真など、内部の写真を撮ってもらって説明を受ければ、どこが悪かったのか、それに対してどんな工事をしたのかが一目瞭然です。いまはデジタルカメラが普及していますから、写真を撮ることも見せてもらうことも業者にとって、そんなに手間がかかることとは思えません。写真は嘘を言えませんから、仕事に自信のない業者は証拠写真を撮られることを嫌がります。自分自身がきちんと確認して納得するためにも、積極的にお願いしましょう。ホームページを活用してみるのもいい方法です。 最近の業者は、自社のホームペ ―ジを持っているところが多いので、まずはそのぺ-ジをチェックしてみましょう。じっくり見ていくと、その会社の得意分野が見えてきます。でも、ホームページには当然いいことしか書いてありません。見積もりの依頼方法や、施工実績やお客様の声などもチェックしておきましょう。インターネットで注意しなければならないのが、雨どい修理など比較的簡単で単価の安い作業から消費者に入り込んで、次々と追加工事を勧めていく業者がいることです。いまではインターネットの口コミサイトもたくさん出てきています。手軽に調べることができますので、こういったものも試してみて下さい。

実際に工事した経験を綴っているブログやホームページを探してみましょう。ここには困ったこと、嬉しかったことや辛かったことなど、施主の生の声が溢れています。自分が業者に求めているものが見えてくるようになることで、業者を見極めていく力がついてきます。ただし、現在のインターネットは情報検索をすると、検索結果が大量に表示されます。利用者がその中から信頼性や価値の高い情報を探し出して判断の材料とすることが困難になっています。内容の受け止め方については、自己の責任で判断していかなければなりません。

このように工事をする前に、お客様にできることはたくさんあります。このすべてを確認することは難しくても、どれかひとつでも覚えていていただければ、きっと効果はあると思います。安心して仕事を任せられる信頼できる業者を探すためにも、お客様に合う業者に出会えるためにも知っておいて欲しいことなのです。

雨漏りの憂欝と不安から逃れられるためには、人任せにするのではなくお客様自身が真剣に工事に向き合っていく必要があります。的確な判断を行うことはとても難しい作業ですが、多くの失敗や成功から得られた経験に頼ることも多いものです。いくつかの選択肢から評価できる情報を集め、ひとつひとつ吟味していくことが、「雨漏りで泣き寝入りをしない」ことに繋がっていくのです。